大麻は子どもにどんな影響があるのか?

2019年10月22日

先日、YouTuber兼ブロガーのマナブさんという方が、大麻の話をしていて「大麻OKになったら、子どもにはどんな影響があるのかな?」なんて考えていました。

 

 

オリエンタルラジオの中田さんも大麻に関する動画をあげていたりとか。

 

 

という事で、今回は、「大麻と教育」ってテーマです。

 

親が大麻を使うとどうなる?

 

まず見ていきたいのが、カナダで行われたレビュー論文(①)です。

 

これは、「子育てと大麻」に関する文献を調べたものでして、企業からの資金提供もないため、バイアスが無く参考になるものの一つ

 

で、結果だけ抜き出しますと、

 

  • 親が大麻を使用すると、ストレスが軽減される
  • 不眠症が緩和する
  • 抑うつ・不安症も改善する

 

いろんな問題が解決に向かうみたい。結果として、

 

  • 子どもに優しくなり、衝突が減る!
  • 子育てしやすくなる!

 

日本で大麻と聞くと、「ドラッグ」・「中毒」ってイメージで、毒親を量産しそうなもんですが…

ポジティブな結果でビックリしました。

 

まぁ、中毒性もタバコの2分の1くらいなんでね。

 

本当に子育て中に大麻を使用してもいいの?

 

689人の母親を対象にしたケベック大学の研究の研究(②)によると、

 

  • あまりにも悪い経済状況
  • 心理的な問題を抱えている人
  • 深いトラウマを抱えている人

 

と言った要因がない限り、大麻で育児放棄に至る可能性は非常に低いとのこと。

 

ただ、サンプル数もこの手の研究にしては少ないですし、やや偏りがある(酷い母親が多い)ため、普遍的な事実とまでは言い切れません。

 

子どもに悪影響はないの?

 

子どもにはオススメしません。

 

例えば、モントリオール大学が3826人の中高生を対象に、大麻の使用頻度と認知能力・脳機能を調べたもの(③)によると、

 

  • 大麻を使用していた学生の認知機能は平均以下
  • ワーキングメモリも低い
  • 記憶力も低い
  • 自制心も低い

 

ワーキングメモリとは、ざっくり言えば頭の良さです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

 

脳の発達が完了していないうちは、大麻の使用が成長を妨げているっぽい。

 

極め付けは2019年にマギル大学とオックスフォード大学が行ったメタ分析(④)でして、

 

  • 思春期の大麻使用はうつ病の発症率を1.37倍高くする
  • 自殺を考えるようになる(1.5倍)
  • 自殺を試みる(3.46倍)

 

人によって影響は違うものの、小〜中程度の悪影響はあるそうで、正直タバコと同じくらい遠ざけたいです。

 

まとめ

教育に活かすなら?

①子育て中に大麻を使用すると、子育てが楽になるし、子どもと良好関係を築けるようになる。

 

②ただし、心理的な問題を抱えている人は大麻の使用が、育児放棄につながる。

 

③子どもに大麻を使用させてはいけない。

 

 

子どもの為を思うと、大麻の合法化は反対ですかね。

合法化するにしても、お酒やタバコ同様年齢制限は必須かと。

 

 

って事で、子どもに大麻を与えちゃダメ!って話でしたー。

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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