『21 Lessons for the 21st Century』21世紀を生き抜くヒント

2019年11月5日

AI・3Dプリンタ・5G・VR・GDPRなどなど。

未来がどうなるか全く予測できません。

 

確実にAIが発展して自動化社会になるでしょうが、そうした際、僕たちヒトはどうやって生き抜いていけばいいのでしょうか?

 

この問いに答えてくれているのが、『21 Lessons for the 21st Century』(21世紀のための21の教訓)

 

この本は、『サピエンス全史』でおなじみのユヴァル・ノア・ハラリさんの最新作。

 

示唆に富む内容でしたので、「教育」に絡めつつ、未来を覗いてみましょう。

 

21世記を生き抜くヒント

 

21のレッスンという事で、この本は21のトピックを扱っています。

 

全て紹介すると長くなりますし、いずれ翻訳が出るでしょうから、中でも教育に関連しそうな章「仕事」と「教育」の章をご紹介いたします。

 

1.AIと仕事

 

AIがどこまで人の仕事をするのか?」と考える前に、仕事に求められる能力を確認しておく必要があります。

 

  • 身体的能力
  • 認知的能力

 

ロボットが身体的能力を肩代わりしてくれているため、人間は認知的な事に時間を使えるようになりました(知能労働が増えた)。

 

しかし、AIの台頭により、認知的能力の代用もされ始めています。

これが、「AIが人の仕事を奪うぞ!」と言われている理由ですね。

 

ここで、ただ不安になっていても意味ありません。

その先、AIが人に置き換わる未来を考えていく必要があるでしょう。

 

著者が考える未来はこうです↓

 

  • AIは新しい仕事を生み出す可能性がある
  • 未来の仕事は人がAIに協力するものになる

 

以上を踏まえて、

 

  • AI活かしたサービス業が増える

 

その為には、高度な専門知識とプログラミングスキルが必要になります。

これは同時に、「役に立てない層」の誕生を意味しています。

 

求められる知識は数年で変わる為、勉強し続けない人はドロップアウトせざるを得ません。

 

では、あぶれた人達はどうなるのか?

ヒントはAI。

 

AIはいずれ、仕事を失った人達を守る存在になります。

 

そして、働かなくなり、時間が増えた人達に残された課題は余暇の過ごし方です。

 

没頭できる趣味がなければ、退屈で死んでしまうでしょう。

働く人生から、暇つぶしの人生になるかもしれません。

 

2.教育

 

今学んでいる知識の大半は2050年までには通用しなくなるそうです。

 

著者は2050年に向けて特に重要な能力を挙げています。それは、以下の通り↓

 

  1. 適応性・・・新しい環境にすぐ合わせられる能力
  2. 学習方法の勉強・・・学び方を知っている人は強い
  3. 回復力・・・困難、挫折から立ち直れる力
  4. 好奇心・・・興味関心を持って、自分の世界を広げていける力
  5. 批判的思考力・・・当たり前の事実にも、「本当に正しいのだろうか?」と疑う力
  6. 問題解決能力・・・与えられた課題を解決できるか、解決策を思いつけるか
  7. コラボレーション能力・・・自分以外の人と上手く協力していけるか

 

中でも、4Cを強調していて、

 

  1. Critical thinking(批判的思考力)
  2. Communication(コミュニケーション力)
  3. Collaboration(コラボレーション力)
  4. Creativity(創造性)

 

を特に教えた方がいいとのこと。

 

コラボレーション力に関しては、以下の記事が参考になりそうですよ↓

 

 

あと、教育の章で、

 

  • 大人をあてにするな!

 

とアドバイスしていたのが特に印象的でした。

 

変化に適応する能力を身につけていかねばならないのに、変化できない大人なんかの意見を聞くな、と。

頭の柔らかい大人でいたいものです…

 

まとめ

 

そんな訳で、教育に関連しそうなところだけ紹介してみました。

 

他にも、宗教・瞑想・SNS・戦争・ナショナリズムなど、示唆に富む話が沢山盛り込まれています。

 

そのうち翻訳本が出るかと思いますので、未来を読み解くヒントとして、一読の価値ありです。

 

 

って事で、『21 Lessons for the 21st Century』(21世記のための21の教訓)のご紹介でしたー。

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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