【ネットいじめの実態】単独で起こる可能性は1%

2019年11月6日

いじめの中でも比較的新しいのが「ネットいじめ」です。

 

平成29年に文科省が出したデータ(①)によると、ネットいじめは1万2632件で、増加傾向にあるそうな。

 

 

場合によっては匿名なので、特定が難しいと言われていますが、実はネットいじめ単体は非常に稀なケースなんですよ。

 

ネットいじめ単独はほとんど無い

 

そこで参考ににしていきたいのが、ウォーリック大学の研究。

11〜16歳の子ども2745人を対象に、

 

  • いじめの経験
  • いじめの形
  • 性格
  • 行動評価

 

を調査したところ、29%がいじめの被害を報告。

で、いじめられてしまうと、

 

  • 自尊心が低くなる
  • 行動上になんらかの問題が生じる

 

これはよく言われている事ですね。

当ブログでも何度か話たりしています↓

 

肝心のネットいじめですが…

 

  • ネットいじめだけは全体の1%しかない!

 

研究者いわく、

主にネットいじめは、直接およびその他のいじめと同時に発生していました。

 

あくまでネットいじめは、一つの手段として使われているんですね。

 

多様ないじめは心に深い傷を残す

 

この研究では、いじめの形態毎に悪影響を算出していくれていまして。

こちらのグラフをご覧ください↓

  • DV:直接的ないじめ(暴力とか)
  • RV:間接的ないじめ(無視とか)
  • CV:ネットいじめ

 

左は「行動障害」で右は「自尊心」です。

ざっと見ていくと、

 

  • 単体なら直接的ないじめが一番悪影響
  • いじめの種類が増えるほど深刻なダメージになっていく
  • ネットいじめのダメージは人によって差がある

 

被害の状況に合わせてサポートの仕方を変えていかねばなりませんね…

 

まずはこちらを参考にしてみてください↓

ちなみに、

  • 男の子は直接的ないじめが多い
  • 女の子は間接的ないじめとネットいじめが多い

 

って傾向も確認されていまして、まぁ、そうですよねぇ…

 

まとめ

教育に活かすなら?

①ネットいじめ単独で起こる可能性は非常に低い。

基本的に別の被害にも遭っている。

 

②いじめが多様化するほど、心身へのダメージが大きくなる。

 

③一番ダメージが小さいのがネットいじめ。

という事で、ネットいじめの実態が一部解明された訳ですが。

 

ネットいじめを受けている時点で何からのいじめと掛け合わされている可能性が大ですから、むしろ深刻でしょう。

 

 

って事で、ネットいじめ単独は非常に稀なケース!って話でしたー。

 

 

 

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参考文献①平成29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

 

Dieter Wolke,Kirsty Lee and Alexa Guy(2017).Cyberbullying: a storm in a teacup?

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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