多読はどれだけ英語の勉強に使えるのか?【最新の研究より】

2019年11月9日

近年、語学学習の中で有効だと言われているのが、「多読」であります。

 

これは、とにかく外国語の文章を読みまくるというシンプルな勉強方法。

関連本も沢山出ているんですな。

 

そこで気になるのが、「多読ってどれだけ効果があるの?」というところ。

 

多読でどれだけ英語力は伸びるのか?

 

そこで参考にしたいのが、2018年に大連東軟大学から出たメタ分析。

過去に行われた多読研究21個をまとめたものになります。

 

という事で、早速結論から↓

 

  • 多読でかなり英語力がつく!(効果量=1.32)

 

効果量の基準といたしましては、

  • 0.2・・・小
  • 0.4・・・中
  • 0.8・・・大
  • 1.2・・・非常に大きい(必ずやるべき)

 

多読がいかに優秀か一目瞭然ですね。ただし、これはあくまで平均的な効果量でして、学習者を細かく分けてみると、

 

  • 小学生以下・・・効果量=5.1
  • 中学生・・・効果量=0.58
  • 高校生・・・効果量=0.82
  • 大学生・・・効果量=1.1
  • 大人・・・効果量=1.96

 

幼少期から小学生にかけての効果量がえげつない事になってます(笑)

早期に英語の本を沢山読ませるのがいいみたいですね。

 

その際は、読解力に合わせた本選びを心がけて頂ければと思います↓

 

中、高と効果量が収束するものの(それでも高い)、大人になるにつれて盛り返してますね。

 

大人になってから英語を身につけたければ、まず多読から入るのがよろしいかと。

 

どんな本を読めばいい?

 

多読において重視なポイントは、「とにかく沢山読む!」ですから、好きなものを読んでください。

 

そうは言っても何から手をつけていいかわからないと思いますので、オススメの本をご紹介します。

 

この研究では、教材ごとにも効果量を算出してくれていて、

 

  • 最も英語力をが伸びたのはGraded Readers!(効果量=1.48)

 

Graded Readersとは、英語学習者を対象にした洋書の事でして、英語力に応じて細かくレベル分けされています。

 

自分の語彙力に合った本が見つかりやすく、多読としては最適な教材。

 

本によって多少レベルは変わりますが、大まかな指標はこんな感じ↓

引用:英語多読にオススメ洋書&ペーパーバック -Graded Reader (グレーデッド・リーダー)-

 

後は、Amazonなんかで「graded reader level ○(←自分のレベル)」と入力すれば、沢山本が出てきます。

 

「できるだけお金をかけたくない!」って人は、アプリのストア内で、「英語 ニュース」と検索すれば、多読教材が見つかるでしょう。

 

まとめ

教育に活かすなら?

①多読は全ての年代に効果のある英語の勉強法である。

 

②早期に英語の本に触れさせるほど効果は高い。

 

③自分の英語力に合わせた本を沢山読み、徐々にレベルを上げていこう!

 

 

多読にはルールがあって、

  1. 辞書は使わない(使うとしても1、2回)
  2. つまらないと感じたら別の本に移る
  3. 自分の英語力に合った本かちょい下の本を読む

 

これだけ守っていればOKです。

ただし、話せるようにはなりませんので、あくまでリーディングとリスニングの能力を鍛える方法としてお使いください。

 

 

って事で、多読でめちゃくちゃ英語力がつくよ!って話でしたー。

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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