英語力を伸ばしたければ、「読む」か「聴く」かのどちらかに絞ろう【同時並行がダメな理由】

2019年11月11日

先日「英語の勉強には多読が良いよ!」って話をしました↓

 

沢山読む事で、リーディング能力がつくんですよ。

実は、リスニング能力も伸ばせるんじゃないの?と言われ始めていいます。

 

リーディングvsリスニング、英語力が伸びるのはどっちだ?

 

今回のネタ元はシドニー大学の研究でして、4つの実験で構成されています(総サンプル数457人)。

 

全て細かく紹介すると長くなるので、得られた結果だけを並べますと、

 

  • 英語の学習レベルが高い人は外国語を聴くよりも読んだ方が大幅に英語力が高くなっていた
  • 一方、学習レベルの低い人はどちらで学ぼうが成績は同じだった

 

英語歴が長い人はリーディングから入った方が英語が伸びるみたい。

 

勉強が苦手な人は続けやすい方で攻めるといいかもですね(多読が嫌ならドラマで勉強するとか)。

 

  • 学習レベルの低い人はリーディングオンリーでもリスニングオンリーでも組み合わせても成績は同じだった

 

うーん、意外な結果。

よく、「いろんな感覚を使って勉強しましょう!」と言われてますから、リーディングとリスニングを組み合わせた方が良さそうな気がしますが…

 

見た感じ、リーディングオンリーの方が組み合わせるよりも成績が良かったんですよね。

 

英語に慣れてない人はあれこれ手をつけない方がいいのか…?

 

英語力を伸ばす勉強法とは?

 

以上の結果をまとめますと、

 

  • 英語に慣れてない人は一つのやり方で勉強した方がいい!

 

って事になりますね。ハッキリとした理由は不明なものの、研究者は「認知的負荷理論」で説明がつくとおっしゃっていて。

 

どう言う事かといいますと、

 

  1. 学習の初期段階では、頭で処理しなくてはならない情報が多く、エネルギーがかかる
  2. 学習初期にリーディングとリスニングを同時に行うと、頭がパンクして入ってこない
  3. だから、まずはどらかに慣れる事から始めるべし!

 

慣れると頭を使わずに処理できるようになります。

 

自転車に乗れるようになると考えなくても乗りこなせるのと同じです。

 

イメージとしては、自転車に乗れないのにジャグリングの練習も同時に始める感じでしょうか。

 

なので、リスニング能力を鍛えたければ、

 

  • ある程度英語力のある人は多読とリスニング教材を同時並行して勉強を進める
  • 英語初心者の人は、英語に慣れるまでひたすら多読orひたすらリスニング教材を聴きまくる。同時に手をつけない。

 

という事になりますね。認知的負荷理論がベースになっているので、暴論って訳でもないかと。

まとめ

教育に活かすなら?

①英語初学者は勉強法を絞った方が英語力は伸びる。

 

②「読む」勉強法か、「聴く」勉強法かは好きな法をお選びください。どちらから始めても差はありません。

 

③英語に慣れてきたら、勉強法を一つ増やすとさらに英語力が伸びる。

 

 

リスニング能力を伸ばすには英語を聴くのが一番だと思ってましたが…

どうやら完全な真理って訳でもないみたい。

 

ちなみに、リスニングとリーディング教材の組み合わせの効果が無くなる具体的なガイドラインは不明なので、切り替え時は示せません。

 

単に学習歴ではないっぽいので、とりあえず6割を目指して頂ければと思います↓

 

英語の勉強法をまとめてますので、よろしければ覗いてみて下さい↓

 

って事で、英語学習の初期は単語と多読だけをやろう!って話でしたー。

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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