発音の指導で英語力は伸びるのか?

2019年11月15日

【科学的英語勉強法】なんて連載企画をはじめまして、語学学習の研究を取り上げてはまとめています。

 

そこで今回は、「発音の指導はすべきか?」ってお話でも。

 

「発音」の教育に価値はあるのか?

 

学校の英語教育なんか見てますと、発音を重視しているところは少ないです。

 

単語の発音指導はあるものの、弱形とか脱落音はノータッチ。

 

そこで、発音指導の効果を見ていきたいのですが、参考になるのが2012年にマギル大学から出たものです。

 

これは日本人を対象にした研究15個をまとめたもので、メタ分析ではないものの、発音指導の有効性をつかむのには良さげな研究と言えます。

まず、大きな結論から申し上げますと、

 

  • 適切な時間発音の指導が行われれば、英語力の向上につながる!

 

発音を理解すれば、英語力が伸びるみたい。

 

確かに、発音知らないと英語が聴き取れませんからね。

学習に支障をきたすと考えられます。

 

指導する時期も重要で、

 

  • 発音の指導に最も適しているのは1学期!

 

最初のうちに発音を身につけさせた方が効果的なんですね。

 

「どれだけの時間教えればいいのか?」のコンセンサスは取れていませんが(習熟度によって変わるから)、1学期中は発音メインで授業を進めてみてはどうでしょうか。

 

ガッツリやると外国語大学の授業みたいになってしまうので、所々盛り込む感じで。

 

ちなみに、扱っている研究を見てますと、11週間を超えたあたりから効果が出始めてますんで、そこら辺も押さえておくと役立つかと。

 

まとめ

教育に活かすなら?

①最初に発音から勉強すると、英語学習において長期的にポジティブな影響がある。

 

②発音の指導をする際は、会話の中で指導するのが効果的。

特定の単語、文章をリピートさせるよりも、コミュニケーション中に指摘した方が身につく。

 

③英語の授業を考える際は、

  1. 発音の指導内容を決める
  2. それを使った会話のタスクを設定する

のステップで考えよう。

 

 

言語は会話の中で使われるものですから、その中で学んでもらった方が身につくんですよ。

 

なので本音を言えば、リピート・アフター・ミーの時間は減らして欲しいところ。

 

まぁ、発音の指導となると個別指導が前提となってしまうため、少し難しい面もありますが…

 

個人学習としては、『英語耳』あたりがオススメなので、発音を学びたいって人は是非ー。

 

 

 

って事で、1学期中は発音を中心に勉強するといいよ!って話でしたー。

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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