なぜ子どもは舌を出しながら遊ぶのか?

2019年11月12日

2〜5歳の子どもと触れ合った事のある人なら、「子どもが舌を出しながら遊んでる」って光景を見たことがあるかと。

 

みっともないので、人によっては注意する人もいるでしょうが、実は意味があるんです。

 

子どもが舌を出しながら遊ぶ理由

 

僕も昔から不思議に思ったんですが、決定的な説明をしている文献には出会えていませんでした。

 

そこで、進化心理学の文献を漁っていたところ、一つだけ見つけたんですよ。

 

ネタ元はウェストミンスター大学の研究で、4歳の子ども14人を対象にしたものです。

 

プレイルームでボードゲームやカードゲームを遊んでもらい、その光景を観察しています。

 

全ての子ども達がゲーム中に舌を出していたようで、おそらく、子どもに共通した特徴であると考えられます。

 

問題は「なぜ舌を出すのか?」ってところ。

 

観察してますと、

  • 運動中に舌を出していた
  • 言語活動中も舌を出していた(ジェスチャー多め)
  • 舌は右側に偏っていた(これは左脳が働いている証拠)
  • 舌と手がリンクしていると考えられる!

 

そんな訳で、子どもが舌を出す理由は、

 

  • 左脳が活性化しているから!

 

であります。要は、「言語を学習中です!」ってシグナルであり、むしろ喜ばしい事なんですね(笑)

 

研究者いわく、

手と舌は相互関係にあり、手が働けば自動的に舌も動くようになっている。

 

この現象を進化心理学的に捉えると、

 

  1. 円滑なコミュニケーションにはジェスチャーが必須
  2. だから口と手が同期するように進化した(またはその種が残った)
  3. コミュニケーションのままならない幼児期は特に口と手が連動してしまう

 

面白いっすね。

まぁ、運動と学習の関係性は間違いないので、あながち嘘でもなさそうな気がしていますが。

 

まとめ

 

ちなみに、4歳までは舌を出しながら遊ぶそうですが、5〜8歳になるにつれて自然に出さなくなるようです。

 

なので、あんまり口うるさく注意しなくてもいいでしょう。

 

むしろ、ヒトに備わった本能ですから、正すだけ骨折り損かと…

 

 

って事で、子どもが舌を出すのは学習している証拠!って話でしたー。

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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