思春期初期の性行為と自殺率の関連性

2019年11月13日

性教育についても取り上げてください!」ってメールをもらう事があって(月に2〜3)。

 

確かに、エビデンベースの性教育を記したサイトや本ってありませんのでね…

 

当ブログ(Edint)で「性」について書いたものだと、これくらいしかないで、増やしていこうかなぁと思ったり。

という事で、「初体験と自殺率」の話でも。

 

初体験の年齢と自殺率

 

性教育について面白い論文を探していたところ、「初体験の年齢と自殺率を調べたぞ!」って研究が興味深かったので紹介してみます。

 

これはイギリスで行われた研究でして、35ヵ国のデータを分析したもの。

 

対象となったのは12〜15歳の子ども11万6,820人で、初体験の年齢や回数を測定し、自殺率と結びつけたそうな。

 

思春期初期の性体験と自殺率を様々な国を通して調べた研究はこれが初めてだそうで、貴重なデータではないかと。

 

それにしても12〜15歳で性体験って…かなりマセてますね(笑)

 

で、結果はこのようになっています↓

 

  • 性行為を体験した子は未経験の子に比べて、自殺しようとする可能性が2倍!
  • 性行為と自殺の関連性は38ヵ国中32ヵ国中で確認された

 

早すぎる性体験は自殺計画と結びついているみたい。

 

研究者いわく、

 

思春期初期の性行為は、性的関係を受け入れる心理的余裕がなく、それが精神障害に繋がりやすい。

 

特に女の子は、性的暴力により、自殺に及ぶ可能性が高くなる。

 

 

他にも、

  • 複数のパートナーがいると自殺の計画率が上がる
  • コンドームの未使用は男の子の自殺未遂にのみ関連していた

 

全ての国で言えるわけではありませんが(日本はサンプルに含まれてない)、全体的にマイナスな影響があるそうです。

 

しかし、性行為をするから自殺の計画率が上がるとは言い切れません。

 

その逆、自殺を計画するような子は、体を安売りしやすいって可能性もありますし、性格の要因も捨てきれないので。

 

まとめ

教育に活かすなら?

①早すぎる性体験は、自殺率と関連している。

 

②しかし、因果関係を証明する証拠は今のところないので、性体験が悪とは言えない。

 

③コンドームの存在は早めに教えるべし。

 

 

日本は性教育後進国なんて揶揄される事が多くて、子どもと「性」の話をする機会が少ないんですよね。

 

学校でも授業は設けられているものの、教科書的な域を出ないですし…

 

「性」の話を増やすのもありでしょうが、Googleさんからお叱りのメールが届くので、踏み込んだ話はこのブログだと難しそう。

やるならnoteかなぁ…

 

 

って事で、早期の性体験と自殺の計画率には相関があるよ!って話でしたー。

 

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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