目標達成率を高めるために注目すべき所とは?

2018年6月17日
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親や教師は子どもに目標を持ってそれを投げ出さず達成してもらいたいもの。

その為に子どもが頑張って達成できるように応援してあげたくなりますよね。

「頑張れ!」・「君ならできるぞ!」・「自分を信じて!」

そんな声をかけてもらったことがある人も多いと思います。(元テニスプレーヤーさんとかね)

ですが、このブログでは根性論以外の方法で子ども達が目標達成できるような工夫を提案していきたいと思います。

目標を達成するために見るべきところとは?

しばし、飲食店はお客さんに次も来店していただくための工夫として、スタンプカードを設けているところがあります。

基本的にはスタンプが一定の量貯まれば、お客様にお得なクーポンなどと交換することができるなどのご褒美があります。

今回の実験では、スタンプカードを貯めてもらいやすくなる意識の向けどころを明らかにしてくれました。

もう何個とあと何個

実験ではグループを2つに分けました。

  • カウントアップグループ

これはお店に来たらスタンプを押すというもの。目標に向かって1つ1つ積み重ねていくというシステムで、すべて溜まったら無料のランチ券が貰えるようにしました。

つまり、「もう何個も溜まった!」に意識を向けさせたグループです。

 

  • カウントダウングループ

これはカウントアップグループの逆で、お店に来たらスタンプを追加するのではなく、穴あけパンチでスタンプに穴をあけられ、全てあいたら無料のランチ券が貰えるというシステム。

つまり、「あと何個だ!」に意識を向けさせたグループです。

どちらのグループがスタンプを貯める事が出来たのでしょうか?

 

実験結果を簡潔にまとめると

  • スタンプの量が50%以下の時は、カウントアップグループの方がスタンプの増えるスピードが速かった。
  • スタンプの量が50%以上の時は、カウントダウングループの方がスタンプの増えるスピードが速かった。

つまりどういう事?

一言で言えば、「人は小さい数に目を向ければ達成率が上がる!」って事です。

確かに、部活とかでグラウンドの外周を走らされた時なんかは、半分超えてきたら「あと何週だ!」って考えた方が気持ちが楽になった記憶があります。

あれは間違ってなかったんですねー。

 

[box03 title=”教育に応用すると?”]①目標を達成してもらいたいなら、序盤は「もうこれだけこなせたんだよ!」と声かけする。

 

②半分を超えて来たら、「あとこれだけしかないよ!」と声かけする。

 

③その為にはスタンプカードなどの進行度が目に見えるような工夫をする。[/box03]

やってる事は同じなのに意識をどこに向けるかで達成率が変わるなんて面白いですね〜。

お金をかけなくても、ちょっとした工夫で子ども達の行動力は上げられるんで、こういう所から改善していくのがよろしいかと。

 

って事で、少ない所に注目せよって話でしたー。

 

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koo,M.,&Fishbach,A.(2012). The small-area hypothesis:Effects of progress monitoring on goal adherence.Journal of Consumer Research.

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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