良い孤独と悪い孤独の違いとは?

2019年4月2日
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「孤独」はメンタルにも良くないですし、あらゆる病気のリスクを上げちゃうから気をつけてね!と多くの研究で言われております。

そもそも人間は助け合って生きてきたもんですから、関わり合う事で健康になるように進化してきたんですな。

が、カリフォルニア大学から新しく出た研究によると、「孤独って別に悪くないよ!」と言ってまして、なかなか参考になりました。

孤独でもいいじゃない

この研究は「孤独は良くないけど、自ら選んだ孤独ならどうなの?」という疑問からスタートしております。

確かに、みんなと仲良くなりたいと思っているのにひとりぼっちになるのと、一人が好きだからって事でひとりぼっちになるのとでは違いますからね。

私は読みたい本とか論文が常にあり、基本一人になりたい派ですからこれは気になるになるところです(笑)

この研究では、文化、性別、年齢を変えて4つのサンプルを用意し、(各200〜300人)孤独度や性格診断なりを受けてもらったんだと。

で、どんな結果になったかというと、

  • 自分で意図した孤独なら問題なし!

 

とな。年齢問わず、意図しない孤独(急に仲間外れにされたりとか最愛の人を亡くしたりとか)はうつ症状と関連してたらしい。

さらに、

  • 意図しない孤独は、低いアイデンティティーレベル(つまり、自分がない)と関連していた
  • 自律性も低い(我慢ができない)
  • 他人と前向きな関係を築く能力も低い

研究者いわく、

自己決定的な孤立状態に身を置く人は、自己決定的でない孤立状態の人と同じようなネガティヴなリスクに直面しているようには見ない。

むしろ、メリットがある。自己決定的な孤立状態に身を置いている人は、自己受容と個人的成長の項目でより高いスコアを記録していた。

自ら孤独を選んでいる人は、自分の長所と短所を受け入れることができているし、成長感も感じやすいんだ、と。こりゃいいですなー。

ただし、それ以外の面では特に目立った所もないらしい。意図した孤独だからといってうつ病になりにくいってわけではないんですね。

若者はもっと孤独になるべし!

私たちは常に社会的である必要はないという風習を広めていく必要があります。

スマホで他人と繋がっている時間が増えたが故に、他人との比較で幸福を感じられなくなってしまったり、完璧を追い求めすぎるようになってますからね。

一人で考えたり、楽しんだりする時間を作るのは大切です。

むしろ一人の時に。

  • 高い創造性(一人の方がいいアイデアが出やすい)
  • 物事の本質に迫る深い洞察

が得れる事が分かってますので、一人も悪くないよーと。

まぁ、ずっと一人だといろいろ問題が生じてきそうですが…(何事も程々に)。

まとめ

[box03 title=”教育に応用すると?”]

①意図しない孤独はやはり良くない。って事で、「いじめ撲滅」には最大限の努力をすべし!

 

②意図した孤独ならば、自分を受け入れらるようになり、成長の機会が得られる。

 

③たまにはSNSから距離をとって自分と向き合ったり、物事を深く考えてみよう!

[/box03]

 

完全に孤独のデメリットが消えるわけではありませんが、「自分はあえて一人でいるんだ!」と思っていれば大丈夫です(笑)

むしろ、常にスマホを触っている人なら一人になった方がメリットはデカイかも。

 

って事で、意図した孤独なら問題ないよ!って話でしたー。

 

 

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Virginia Thomas and Margarita Azmitia(2019).

Motivation matters: Development and validation of the Motivation for Solitude Scale – Short Form (MSS-SF)

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月に300本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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