「お金が発生するとやりがいがなくなる!」って話を度々しておりましてね。
- お金はやりがいを奪うそうです。
- お金で成績を上げる事は可能か?
- ご褒美があると自主学習の時間は20%減ってしまう
- やりがいと給料。どっちを追い求めるのが正しいのか?問題
- 給料が上がれば仕事の満足度は上がるのか?
お金に悪いイメージをつけすぎた感があるので、「お金で幸せになるにはどうしたらいいの?」というテーマでエントリを一つ書いてみます。
お金で幸せになれるの?
宝くじに当選した人の人生を見てみると、ほとんどが不幸になっていて、お金があれば幸せになれるって訳でもないらしいんですな。
現に、物質主義(あれもこれも欲しい)の人はお金が沢山あっても一生幸せになれないと言われております。
じゃあお金は何の意味もないのか?生活するためだけにしか使わない方がいいの?と言うと、そうではありません。
正しいお金の使い方さえ知っていればお金で幸せになる事は可能です。
正しいお金の使い方とは?
そんな訳で参考にしたいのがケンブリッジ大学らの研究。
この研究では、「自分の性格に合ったお金の使い方なら幸せにれるんじゃないの?」と考え、625人に性格分析を受けてもらい、日々の消費活動を調査したんだと。
性格分析はおなじみの「ビッグファイブ」が使われております。自分の性格を知りたいって方は下のリンクから調べてみてください。
で、早速結論を引用しますと、
自分の性格(アイデンティティ)を表現するのに役立つ製品にお金を使うことは、自分にあった仕事、住みやすい場所、あるいは良き友人やパートナーを見つけることと同じくらい重要である事が判明した。
つまり、自分の性格と合致したお金の使い方をすれば十分幸せになれるんだ、と。
性格別お金の使い方
自分がどんな性格なのかはビッグファイブテストを受けていただくとして、その結果を踏まえてどんな所にお金を使っていくべきなのかをざっくり解説していきます。
誠実性の高い人
- チャリティーなど人助け系
- 貯金
- 健康的な食品
- フィトネス(ジムの会員になったり)
誠実性の低い人
- 生活の手間を省いてくれる機械
- 煩わしい作業を減らす事にお金をかけるべし
協調性の高い人
- チャリティーなど人助け系
- 友達へのプレゼント
- 友達にご飯を奢る
協調性の低い人
- 自分の趣味・好きなこと
- 自分が満足できるもの
神経症的傾向の高い人
- ストレス解消系
- マッサージやお風呂といったリラクゼーション
- 耳栓やノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンとか
開放性の高い人
- 旅行
- 芸術鑑賞
- 経験した事のないアクティビティ
- 本
- 最新のもの
開放性の低い人
- 慣れしたんだもの
- 修理
- 長いものに巻かれる為に使う
外向的な人
- 量重視の商品
- 外食
- 活動的なアクティビティ
- 多くの人が集まるコミュニティに参加する為にお金を使う
内向的な人
- 質重視の商品
- 自分の趣味
- 自分の部屋を快適にする為にお金を使う
- 親友との食事
まとめ
という事でお金で幸せになる方法でしたー。
自分の性格と合致していればお金で幸せになれますが、ミスマッチが生じると不幸になっちゃいます。機会があれば、お金の使い方を見直してみてください!
って事で、性格に合致したお金の使い方ならお金で幸せになれるよ!って話でしたー。
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Sandra C. Matz, Joe J. Gladstone, David Stillwell(2016).Money Buys Happiness When Spending Fits Our Personality.