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2019年10月15日

コミュニケーションの基礎は質問!」と言っても過言ではないくらい質問は大事。

 

「愚答などない。あるのは愚問だけだ」と誰かが言っておりましたな。

 

質問次第で得られる情報も大きく変わるんですよね。

 

時間のせいで嘘が増える

 

最近カリフォルニア大学から出た論文では、「時間のプレッシャー次第で答え方が変わるよ!」となっていて、なかなか興味深かったです。

 

これは、1500人に面接をおこなったものでして、

 

  • 回答に制限時間を課されたグループ(11秒未満
  • 回答時間に余裕を与えられたグループ(11秒以上

 

に分けて、YES or NOで答える質問10個に答えてもらったそうな。

 

そしたら回答にこんな傾向が見られたそうで、

 

  • 制限時間を設けられたグループは、社会的に望ましい回答(お利口さん)が多かった!
  • 回答時間に余裕があったグループは、本音を口にする割合が多かった!

 

時間がない方がとっさに本音を口にしそうなものですが…実は違っていたんですねー。

 

 

さらにこの研究では、「道徳性」を測るテストを受けてもらい、再度同じような実験をしていまして。

 

  • 道徳性の高い人は、時間のプレッシャー関係なく社会的に望ましい回答をしていた

 

まぁ、これは当たり前の結果でしょう。面白いのはここからで、

 

  • 道徳性の低い人は時間のプレッシャーにさらされると、社会的に望ましい回答が増えた!

 

つまり、本心が隠れてしまったんだ、と。

 

研究者は、「人には、よく見られたい心理があって、それがデフォルト設定されているのかもしれない」とおっしゃっていて、

 

  1. どんな人も周りから「いい人」と思われたい欲求がある
  2. なので、基本的に周りからよく思われるような言動をするよう、脳にプログラムされている
  3. 「時間がない!」といった緊急事態になると、プログラムが緊急始動する
  4. 嘘が増える

 

だいたいこんな流れです。

面接だと、あえて時間を短くして答えさせるってところもありますが、それだと良い人も悪い人も混ざってしまい、見抜けなくなってしまう恐れがありますね。

 

まとめ

教育に活かすなら?

①相手の本心を見抜きたいのであれば、時間に余裕を持って答えてもらおう。

 

②すぐに答えを求めてしまうと、上部だけの言葉を引き出しかねない。

 

③可能な限り、時間と余裕を与えて、子どもに話してもらおう。

教育者は常に「待つ」姿勢を忘れないこと。

 

 

どこまで時間を短くしたらアウトなのかはわかりませんが、とりあえず「10秒以内に答えて!」と言うのはやめた方がいいかもしれませんね(笑)

 

でないと、心の綺麗な人に、「なんか嘘くさいな?!」と疑いをかけてしまいますから…

質問する時はお気をつけください。

 

 

って事で、時間のプレッシャーにさらされると、みんないい子ちゃんの回答をするよ!って話でしたー。

 

 

 

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2019年10月13日

こんな質問を頂きまして。

 

エイジさんいつもタメになる情報ありがとうございます。いくつか参考にさせていただいています。

今回はご相談があってご連絡差し上げた次第です。

 

昨年ありがたい事に第一子が無事産まれました。妻には感謝しています。

 

ただし、不安な事が一つあります。それは、妻とのスキンシップが減りつつある事です。

 

子どもが産まれてからは二人とも育児に追われ、めっきりしなくなりました。

 

仕方がない事だとは思っていますが、自分としてもあと一人は欲しいと考えているため、このまま一切、ことがないと、二度できそうな気がしません。

何か良い手はありませんでしょうか。

 

 

あー、要は、「出産後のセックスレスを回避するにはどうしたらいいんだい?」って事ですね。

 

「そんな研究あるのか?」と疑問に思うかもしれませんが、実はあるんですよね。

 

セックスレスの原因とは?

 

例えば2016にユタ大学らが行った研究でも見てみましょう。

 

この研究では、

  • 育児のほとんどを母親が行った夫婦
  • 育児のほとんどを父親が行った夫婦
  • 育児を分担して行った夫婦

 

に分け、夫婦の関係性、性生活の満足度などを調査しています。

で、結果はこのようになっていまして、

 

  • 性生活の満足度が最も低かったグループは、母親に育児を任せっきりにしていた夫婦

 

あらら…

世の男性諸君。胸に手を立ててよく考えてみてください。子育て、任せっきりにしてませんか?

 

研究者いわく、

 

夫婦関係と性生活の質に亀裂を入れてしまう唯一の家庭内ルールは、母親に育児を任せる事、です。

どちらか片方に育児を任せてばかりいると、感情的な距離が離れてしまうんですって。

これがセックスレスの原因になるみたい。

 

なので、「うちの妻は母親になってしまった」からレスになるわけではなく、「育児を手伝わなかったせいで、心の距離が離れてしまった」からレスになるんですね。

 

育児も前戯の一部とみなせ!

 

一方で、育児を上手く分担できていた夫婦は、依然、性生活に満足していました。

 

という事で、出産後のレスを避けるためには、

 

  • 育児も前戯の内として、全力で取り組むべし!

 

これにつきます。

 

パートナーに、「ちゃんと育児に協力してくれている!」と思ってもらえるよう、積極的に育児に参加しましょう。

 

家庭によって最適な役割分担は異なるので、しっかりと話し合っておくのが望ましいです。

 

まとめ

教育に活かすなら?

①出産後のセックスレスの原因は、育児の任せすぎ。

 

②片方に育児を任せすぎていると、心の距離が離れていく。これが、性生活の質を下げる。

 

③育児を上手く分担できている夫婦は、セックスレスにならない。

 

 

こりゃ、イクメンとかもてはやしている場合ではありませんね。

夫婦関係を良好に保つためにも、育児はして当然。

 

男性の育休が取得しやすい社会になるのを願うばかり…

 

 

って事で、出産後のセックスレスは子育てを分担すれば避けられるよ!って話でしたー。

 

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

月に300本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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