タグ: 性格

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2019年10月11日

先日こんなツイートをしました↓

 

「DVするなんて酷いやつだ!」と憤りを覚えますが、もしかしたら親のせいかもしれません。

 

子どもが将来DVしやすくなってしまう子育て

 

今回ご紹介したいのはテキサス大学らの研究でして、「体罰とDV」の関連性を調べたものです。

758人の大人に、

  • パートナーに暴力を振るったかどうか
  • 幼少期に親から体罰を受けていたか

 

を調べたところ、こんな結果になったそうで、

 

  • 19%の人達が何らかの暴力を振るった事があると回答
  • そのうちの69%が幼少期に体罰を受けていた!

 

DVをした人の約7割が、親から体罰を受けた経験があるそうな。

これは、性別・親の教育レベル(学歴)・体罰の種類関係なかったそうで。

 

どんな形であれ、親から暴力を振るわれると、将来DVしてしまうんですね…

研究者いわく、

 

最近の研究では、頻度と態度に人種/民族の違いが存在する可能性があると言われてきている。

 

しかし、体罰の結果は一様に有害であるのは確実である。

 

つまり、体罰は、人種/民族的背景に関係なく、外在化問題と破壊的行動の増加に関連しているのだ。

 

 

国や人種によって体罰の形や効果が違ってくるものの、「体罰が効果的!」って結果は一つもありません。

 

当ブログ(Edint)では、過去にも体罰に関する研究をご紹介した事がありますので、よろしければ併せてご覧ください。

 

 

 

 

まとめ

教育に活かすなら?

①幼少期に親から暴力を振るわれると、将来DVをする可能性が高くなる。

 

②体罰のデメリットは国や人種よって多少異なる。

 

③しかし、一貫して良い結果は確認されていない。子どもに暴力を振るうのは最低の行為である。

 

 

お付き合いする前に、親から暴力を振るわれた経験があるのかどうかを聞いておくのもいい手かもしれません。

 

ただし、全員が全員って訳でもないので、あくまで心構えとして、ね。

 

 

って事で、体罰の経験があると将来DV傾向が強まるよ!って話でしたー。

 

 

 

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2019年10月11日

先日、「正直な子に育てたいならこんな物語がオススメですよー」って話をしたところ、下記の質問を頂きました。

 

もし、子どもが嘘をついてしまった場合、厳しく叱るべきですか?

 

なるほど。確かに叱りたくなりますね。

 

では、マギル大学の研究でも見てみましょう。

 

子どもが嘘をついたら叱るべき?

 

この研究では、4〜8歳の子ども372人を対象に、子どもが嘘をつく様子を調査したものでして。

 

実験内容は、「子どもの道徳心が高まる物語・変わらない物語」で紹介したものとほとんど同じです。

 

 

  1. テーブルにおもちゃを置いておく
  2. 「触らないでね!」と伝えて部屋から退出
  3. 1分間子どもの様子を観察
  4. その後、「おもちゃを触ったかどうか?」を尋ねる

 

3分の2の子ども達は、我慢できずにおもちゃを触ってしまったそうな。

で、そのうちの3分の2が「触ってない」と嘘をついたんですって。

 

ちなみに、年齢が上がるにつれて(1ヶ月でも)嘘を突き通す傾向にありました。

 

まぁ、ここまでは前回の研究結果とほとんど同じですね。

 

この研究ではさらに、「嘘がバレた時に親がどんな反応をするかで、嘘のつき方が変わるのでは?」と考えて、詳しく調べたところ、

 

  • 罰せられると考えていた場合、嘘を突き通す可能性が高くなった
  • 年少の子は、大人を喜ばせるために真実を話す傾向にある
  • 年長(6〜8歳)になると、正しい行動をしたいから嘘をつくようになる

 

「嘘がバレると叱られる…」と思わせてしまうと、かえって嘘を認めなくなってしまうんですね。

 

なので、あまり厳しく叱りすぎると、嘘を重ねてしまう子になるかもしれません。

 

まとめ

教育に活かすなら?

①嘘をついたら厳しく叱る・罰を与える、などは、逆効果。

むしろ罰を避けるために嘘が増えてしまう。

 

②6歳くらいまでは正直さを褒めるといい。

 

③それ以降は、正しいあり方を示して指導していこう。

Ex:「物を壊したのはいけない事だけど、それを隠しておくのはもっとダメだよ。厳しく叱ったりしないから、正しい事をして欲しいな」

 

正しくありたいってのはわかる気がしますよね。

 

誰でも後ろめたさは感じるので、そこを上手く救ってあげるような声かけを心がけていただければと(これが難しい…)。

 

まぁ、スパルタは本質的な解決ではないって事でひとつ。

 

 

って事で、嘘をついた子に厳しく叱るのは逆効果!って話でしたー。

 

 

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2019年10月10日

しつけの際に、嘘を使って子どもに言う事を聞かせてしまうって場面があるかもしれません。

 

例えば、

  • 警察に電話して連れて行ってもらうよ!
  • 言う事聞かないと家から出て行ってもらうから!

 

今回は、「それってどうなの?」というお話でも。

 

嘘を使ってしつけてもいいの?

 

そこで見ていきたいのが、トロント大学とカリフォルニア大学と浙江師範大学の共同研究。

 

379人の大人にアンケートを実施していまして、

  • 親に嘘をつかれた頻度
  • 親に嘘をついた頻度
  • 性格分析

 

で、結果は以下のようになっています。親に沢山嘘をつかれていた人ほど、

 

  • 攻撃性が高い!
  • ルール違反が多い!
  • 総合的に見て社会性が低い!

 

あらら…嘘を使って教育するのは逆効果なんですね。

 

研究者いわく、

 

子どもに対して権威性を示す事(嘘を使ってコントロールしようとする)は、心理的侵害の第一段階です。

 

これは、子どもの自律性を弱め、人との拒絶感を強め、最終的には幸福感を損なってしまう可能性がある。

 

 

「サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるよ!」みたいなファンタジー系の嘘はむしろメリットがあると言われていますから、全ての嘘がダメって訳ではなくて、

 

  • 恐怖感や不安感を煽って子どもをコントロールしようとする嘘

 

は控えた方がよろしいかと。

でないと将来嘘つきになりかねませんので…

 

まとめ

教育に活かすなら?

①しつけの一環で嘘を使うのはよくない。

 

②親に嘘をつかれた頻度が多いと、社会性が欠如してしまう(人と上手く付き合えない)恐れがある。

 

③子どもには誠実に向き合おう。嘘をつかないに越した事はない。

 

 

「子どもを不幸にする子育て」にも、

 

  • ネガティブな感情を使って子どもをコントロールするな!

 

って事が言われてましたからね。

 

 

嘘の使用はこれにつながるのでしょう。

嫌な気持ちにさせる嘘は控えたいところです。

 

 

って事で、嘘を使って子育てすると社会性のない大人に育つよ!って話でしたー。

 

 

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当ブログの運営者:エイジ

年間3600本以上の学術論文を読破する20代男性の教育関係者。エビデンスのある教育を広めるために、ブログ・ Twitterなどで最新の教育情報を発信しています。 Twitterをフォローして頂けると幸いです。下のアイコンからTwitterのページに飛べます。


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